⚙
文字
小
中
大
行幅
低
中
高
こちらの内容が含まれます
1日目
「リーヴィ、愛して!」 唐突な私のおねだりに、リーバーさんは目を丸くして固まった。 さて、何をしてくれるかな。わくわくしながら待っていると、リーバーさんがようやく口を開いた。 「こ、これ以上か?」 ……満足してしまった。どうしよう。 これ以上か、ってことは、リーバーさんは現在進行形で、全身全霊をもって私を愛してくれているということで。そんな最大級の愛の告白をもらってしまったら、私までどうしたらいいか分からなくなってしまう。 とりあえず、「ありがとう」と呟いて彼の胸に飛び込んでおいた。
keyboard_double_arrow_left
back
favorite